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もうホントこの流れいい加減にどうにかして欲しいんだけどどうして酔うって分かっててそんなに自分を見失うまで飲むのこの人はそしてどうして今日に限って俺にずっと絡むのかしらと盛大なため息とオーバーアクションで頭を抱えた俺を見てケラケラわらって前の人は言った。
「なかちゃんもっと呑みなって」 もうこれ以上どう呑めって言うの元々そんなに呑めない方だって俺たちいつからの付き合いですか知ってるであろうにと思ったが、彼はある意味自分がどこまで呑んだか毎回分からないから呑んじゃうのではないかと思うと空恐ろしくなった。あっはと笑って身体を動かしたら背もたれにしていた柱に頭をぶつけた。頭をおさえる彼に驚いて、ちょ、正君大丈夫!?と思わず覗き込んだらそのまま顔を上げられて顎クリティカルヒット。お…おお…どうしたの今日随分お元気ですね…。顎をおさえて沈み込む俺をまた笑って頭を叩いた。 どう見てもイっちゃってる彼と絡まれる俺をちょっと遠くに眺めるのもやめて欲しいみんな。仲間だろう俺達、少しくらい俺に力を分けてくれたっていいんじゃないのと渕を見た。マイペースで呑んでそこそこに酔っているようだが、明らかに俺達と線をひいているのが分かる。 にこりと笑ってまた焼酎をぐいと空けて、笹渕は言った。 「中山さん、長谷川さんどうにかしてね」 ちょ、完全委任!?どうして今日に限って俺はこの席に座ったのか呪うような祈るような気持ちになっていたら急に左足に冷たい感触。 「あー!ビールこぼしちゃったー!!」じゃねええええええええ!!!!! PR |
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