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あーやばいーどうして飲み屋でこんなおっさんに絡まれたてるんだろ俺…いやいや確かに俺ドア勢いよく開けましたけどそんな転ぶこと無いじゃないあなたこそ酔ってたんだからそこは無礼講っていうか許してほしいところなんですけど。おっさんだと思ってたけどこの人実は俺と大して年齢差無いのかなそれも嫌な感じだな。勝手に転んでクリーニング代どうとか転んだ時手をついたとか、もう面倒くさくて謝って行こうと思ったらなんか俺の尻触ったんですけど何この展開あれ?おじさんそんなどっかで見たことあるような会社の社章を背広の胸元に付けたままそんなことしていいの後悔するのはどうしたってあなただと思いますよと言ったんだけど全然聞こえてないっぽい。あー打ち上げって始まるの遅いから、既に店には酔っ払いがたくさんいるわけで。もう少し遅かったら俺だって飲んで騒いでおじさんごめんね★とか言っちゃって尻くらいもませてやったかもしれないけど…って何この思想!なかちゃんとか助けに来ないかなーあーダメかもあの人お金払うタイプだないやいやかっこよくぶっ飛ばしてくれるかな…あーいきなり殴りつけたりしたらバンドをやっている以上あってはいけないし。じゃあ竜ちゃんも意外といきなり殴っちゃうタイプだからダメだな。さっきまで隣でリーダートークしてたんだからそろそろ戻ってくるのが遅いおかしいなってミヤ君来ないかな。あ、ミヤ君も元ヤンらしいからダメだ。…あーもう面倒くさいから店員さん呼ぼうとドアを開けようとしたらおじさんが腕を掴んできた。俺人生長いからオカマさんにピンヒールで踏まれたり稀有な人生経験はそれなりに持っているつもりだけど、酒臭い普通に見えるサラリーマンにここまで迫られたことが今まであるだろうか。
ここでどこかからすっとんでくる正義のヒーローはいないものかしら。ていうかもう三十代も終わろうとしているのに、こんな面白い展開になっている俺って何。と、そこにドアが開いた。やった!誰だとしても助かった!!! 「正さん、何してるんスか?」 意外な展開!逹瑯君どうにかして!!! 身長もでっかいし、髪型も服装もちょっと怖いから、おじさんはすぐに逃げていきました。ありがとーと思わず抱きついたら、竜ちゃんとミヤくんがちょうどトイレに入ってきてなんだか空気が微妙でした。 PR |
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