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801魂の修行中。
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ちょっと本当に信じられないどうしよう確かに俺メンバーの中では一番若いよ若いんですよどんだけじいちゃんみたいとか言われても、人より疲れやすくても、いつも腰が痛くても(これはドラムのせい!!)一番上のあなたよりは5歳だっけ若いんですよそれにしてもでももう30代なのに俺これはまずいんじゃないの大体ここどこだよこんなあんまり来たこと無いスタジオのちょっと裏の裏路地で一体俺はどうしてこういう状況になってんの!

「どしたのぶっち」

いいからこっち見ないで下さいていうか先に帰ってくれないかなって言いたいけど、まあこんな雨に降られて傘もなければそういうわけにはいかないよね分かってる分かってる俺ここはお外だってこともちゃんと分かってるし仕事中だってことも分かってるよ。
だけど俺の足元に分かってない俺がいるんですけど!


いや本当に俺が悪いの?大体こんな深夜に休憩中コンビニに行く?行くよねうん。しかも正君ついてくる!?ついて来るよねだって買いたいものあったんだもんね。しかもコンビニにいる数分でこんな土砂降りになる!?なるよね雨神様だもんね…んで、どうして真っ暗な道の何屋か分かんないビルのちょっと軒先で雨宿りになる!?よね…こんな降ってちゃちょっと濡れて帰る程度じゃないし。多分一歩踏み出したらくるぶしまで浸かるような暴雨。ああこういうのをバケツひっくり返した雨って言うんだなありえねーと思っていたら、濡れた肩が触れて俺の袖をちょっと引っ張った正君が、買ったアイスを食べ始めた。あまりのいきなり感に驚いていると、どうせまだ5分くらい止まないよ、なんてかじったアイスを笑顔でこっちに向けた。

「ぶっちも食べる?」


 そ れ だ け で た つ ! ?

たたないだろー!!!!!
起きて起きて俺、いや、ちがう寝て寝て俺の可愛い我が子よ…。

冷静を装って普通に一口頂いて、その後これはやばいとしゃがんで頭を抱える俺を上から見下ろして、どうしたのー?美味しいでしょこれ、なんてもう無邪気にそのまま一生いてください。


口の中に残ったミルクが甘ったるい。
それがなくなるまで、おさまりそうにない。
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